キャッシングの利用には審査が不可欠ですが、審査以前に申込条件というものが設けられています。 いったいどのような申込条件が必要なのか、見てみましょう。
最低限必要なのは安定収入と年齢
キャッシングの商品詳細を見てみると、利用することができる最低条件が記載されています。 そこにはほとんどのキャッシング会社が、安定した収入と年齢制限を設けています。
安定した収入とは、毎月振り込まれる給与のような収入のことです。 バイトや非正規雇用の社員でも構わないのですが、一定の職場に勤務していれば少なくとも月々の収入が保証されます。
しかし日雇いの場合、今月は高収入でも来月、再来月はどうなるか分らない状態です。 このような不安定な収入の人や無収入の人は、キャッシングの申込ができません。
また、キャッシングにも申込ができる年齢があります。 キャッシング会社によっても若干異なりますが、20歳から69歳までが一般的にキャッシング申込できる範囲です。
場合によっては65歳までや60歳までとなっていることもあります。 やはり定年を迎える年齢になってくると、申込に制限が出てくるキャッシング会社が増えてくるようです。
安定収入は給与のみ?
キャッシングの申込条件である『安定収入』ですが、必ずしも給与じゃないといけないわけではありません。 年齢制限が69歳までなら、65歳の年金受給者でもキャッシングの利用は可能です。
他にも会社勤めはしていないけど不動産の賃貸収入は定期的なものとみなされ、キャッシングの申込条件をクリアすることができます。 ただし、いくら申込条件をクリアしたとしても、その後の審査に通る保証はありません。 一流企業勤めの安定収入に比べると年金収入の評価が下がってしまうのは、仕方ありません。
勤続年数について
申込条件には記載されていませんが、実は勤続年数も申込にとても重要な条件のひとつです。 例え一流企業の正社員だとしても入社間もなければ、ろくな審査をせず門前払いされてしまう可能性があるからです。
勤続年数は収入が安定しているかどうかを測る指標にもなります。 長ければそれだけ安定して信頼度も高いと判断されますが、短ければ転職の可能性も大いにあると判断されます。
他の属性が良くても、勤続期間6ヶ月未満だと審査に落とされてしまう可能性は非常に高いです。 できれば勤続年数が1年以上あった方が安心です。 勤続年数ぐらいならごまかしても大丈夫だと思うかもしれませんが、健康保険証の資格取得日など思わぬところから矛盾が出てきますので、嘘はつかないようにしましょう。